NEW夏頃から続いた頭痛
症状
夏頃から左側頭部から後頚部にかけての頭痛が続き、鼻の通りが悪かったことから耳鼻科を受診した。そこでは『副鼻腔炎』の診断で薬を処方された。3週間程薬を飲み続けると鼻の症状は改善されたが肝心の頭痛症状は変わらず残存した。それから出かけた時など疲れを強く感じた時には増悪して、その他は小康状態であった。先日、修学旅行があり疲労感と共に首や肩こりがあることから連絡をいただいた。
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来院者
女性
10 代
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期間
2024年11月 ~ 2024年11月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
触れると左側頸部から後頚部にかけて強い緊張がみられ、左回旋制限が顕著であった。
そこでこの部に関連する臀部のツボに鍼をした。すると頸部の緊張が緩和され、冷えていた脚が温まった。
次に深い呼吸を促すために腹部の緊張を手足のツボを使い緩めた。起き上がるとそれまであった頭痛症状が消失し、何となく鼻の通りが良くなったとのこと。
後日、ご家族の方から経過良好である報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
頭痛の誘発因子は疲れであり体質が“のぼせ状態”であることから頭痛が頻発していたと思われます。臀部や腹部にアプローチをすることで上に上がってしまった熱を下半身に誘導することで改善がみられました。
施術としては早期に改善がみられましたが体質が関わることから定期的な施術をすすめています。
担当スタッフ
洲崎 和広