腰部の張り感、歩くと前屈みになってしまう
症状
5日前の朝、起きた時に腰部にズキッとした鈍い痛みを感じそこから悪化傾向にある。仕事が肉体労働であり慢性的な腰痛はあるものの生活に支障が出るほどの状態は数年ぶりである。4月に入ってからは仕事が忙しくて、ソファーなどで寝落ちしてしまうことが多くそれも原因であると考えている。
2日前からは歩くと前屈みの状態が強くなり伸ばすことが難しくなってきたことから連絡をいただいた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2024年4月 ~ 2024年4月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
腰椎下部、仙腸関節の緊張が強く座位・立位共に腰部の伸展制限が顕著であった。
まずは関連する頸部のツボに鍼をした。すると7-8割程和らいだとのこと、続いて臀部のツボに鍼をした。
次にこれらの作用を高めることを目的に脛のツボに鍼をした。この時10分仰向けの状態で置鍼して、起き上がる時に少しだけ腰部に痛みがあったとのこと。
仕上げに背部のツボに鍼をすると『一気に抜けた、すごく軽くなった』とのことで施術終えた。
使用したツボ
まとめ
慢性的な腰痛に抱え、身体によくない就寝環境が続くことで痛みが顕在化した症例であります。
腰痛のアプローチの中でも頸部や背部のツボを加えたことが本症例のポイントであります。
担当スタッフ
洲崎 和広