過活動膀胱による頻尿、残尿感
症状
今年の3月ごろからトイレが近くなり仕事にも影響が出始めたので病院に行ったところ過活動膀胱と診断され、薬を処方されたが、中々良くならなかった。病院では尿意を感じても我慢しなさいと指示を受けていたがそれが反対にストレスになり、さらに尿意が気になるようになった。急に尿意を感じるため遠方に出かけられず外出を避けるようになり気持ちの面でもつらくなってきた為藁をもすがる思いで当院を受診した。
また更年期によるめまいや頭痛、吐き気の症状もあった。
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来院者
女性
50 代
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期間
2022年10月 ~ 2022年10月
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頻度
週2~3回
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通院回数
6回
施術と経過
体を確認したところ腰と下腹部の緊張が目立っていた。この緊張が膀胱と関係していると考えそ緊張をとるために仙骨周り、手と足に鍼をしたところ緊張がとれた為治療終了した。
2回目:首肩が軽くなり日常生活が楽だった。毎日頭痛があったのが頻度が減ってきた。
3〜5回目:残尿感が10あったのが3程になった。トイレに行く回数も減った。めまいが起きなくなった。
6回目:残尿感がほぼ0になった。今までだと尿意に意識を取られていたのが、尿意を意識することなく日常生活を送れるようになった為治療終了した。
使用したツボ
まとめ
過活動膀胱では急に尿意を感じるためいつでもトイレに行ける場所ではないと不安を感じ次第に外に出るのも怖くなってしまう。病院での薬で良くならないとずっとこのまま尿意に日常生活を支配されだ生活が続くのではないかとメンタルまで辛くなってしまう。病院では良くならなくても体の緊張をとっていくことで症状を改善できる可能性がある為諦めないことが大切である。
担当スタッフ
宮坂 陸矢