職業肢位をとると痛い腰
症状
金曜日の仕事(建設業)中、屈んだ時に腰骨の奧から痛むような鋭い痛みを感じた。その日、上司から帰宅するように言われ安静にしていると痛みは半分程になった。しかし、土曜日起きるとさらに痛みが増悪し家から動くことが出来なかった。日曜日にやや良くなり、月曜日に出勤しようと支度をしている時にズキッと骨がずれたような感覚を覚え、仕事は行けず当院に連絡をいただいた。
朝の支度時の状況を確認すると靴下を履こうと屈んだ時であった。この肢位(しゃがむ動き)をとれないと仕事にならないとのこと。
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来院者
男性
40 代
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期間
2022年7月 ~ 2022年7月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
しゃがむ動きを行うと腰方形筋部に痛みを訴えた。そこで関連する臀部のツボに鍼をするとしゃがむ動きが可能になった。そこから捻じる動きが加わると痛みを訴えたため、関わる足のツボに鍼をした。仕上げに腰部のツボに鍼をすることで作用を高めた。
最後に動きを確認し、『これなら仕事へいけそう』と言う声をいただいたため施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
腰方形筋部の緊張が強くこの部を緩和できたことがポイントであります。生活では動き出しのときや寝返りの時など体に捻じれが加わったときにも痛みがあったためこの動きにも注目しました。
担当スタッフ
洲崎 和広