ストレスを感じると起きる頭痛・発熱
症状
5年くらい前からストレスを感じると、頭痛、発熱が起こり肩こり(頚こり)を感じる。その後、心臓がドキドキすると同時気持ち悪くなり、嘔吐をする。このようなことが、数ヶ月に1度に頻度で起こっていた。軽い頭痛の際は、嘔吐には至らない。
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来院者
女性
50 代
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期間
2009年3月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
頚、特に右側のコリを解消させるように施術を行った。腕の疲労が頚に影響していると考えた。また、肩甲間部(肩甲骨の間)のコリが動悸や吐き気に影響していると考え、同時に解消させた。1回の施術で、その後1年無症状が続き、2年後からは時々頭痛がすることがあっても嘔吐に至ることはなかった。3年が経過した頃から、頭痛に伴う嘔吐が2回あったため、初診から3年半後に2回目の来院。状態を確認すると初診と同様の症状であり、同様の所見だったため、初診に倣って施術を行った。
まとめ
まさに「ツボにはまった」と言える症状である。症状の原因と治療方針がピタリと一致したため5年間の症状が1回の施術で治ってしまった。再発の原因は精神的な負荷であった。その負荷が身体のどこに変調をもたらすのか観察することにって、予防が可能であると思われる。今回の症例は劇的に改善した一例。通常は日頃のケアが大事である。