コップを取ろうと手を伸ばした時に痛めた腰
症状
昨日の休憩時、コップを取ろうと手を伸ばした時に腰に激痛を感じ崩れ落ちてしまった。周囲の人も驚き、そのまま救急外来にかかった。そこでは『ギックリ腰だと思われます、痛み止めの薬・湿布を出すので痛みが続くようであれば明日整形外科にかかるように』と伝えられた。翌日、大きな変わりはなく骨に異常はないことがわかったため当院に相談いただいた。
生活では立ったり座ったりする動き、寝返りのときに支障をきたし歩行時も左足を上げることが出来なかった。
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来院者
男性
20 代
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期間
2021年11月 ~ 2021年11月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
座位の状態で臀部にみられた緊張に鍼をすると足を上げる動作は可能になった。続いて立ちあがりの動きをみると腰を伸ばすとき痛みがみられたため、胸椎のツボ・肩上部のツボを使った。動きがスムーズになりさらに足指のツボを使うとさらに腰を伸ばせるようになった。最後に臀部に残った違和感を肩甲骨後面のツボを使い仕上げた。
使用したツボ
まとめ
臀部、仙腸関節の緊張を解くことで大きく改善された症例であります。仙腸関節の緊張はそのまま腰部に影響するため、ギックリ腰のときに注視したい箇所であります。
担当スタッフ
洲崎 和広