支えがないと痛い腰
症状
2日前に湯船に浸かろうと身体を屈めたときに腰にピキッとした違和感を覚えその後は徐々に痛みとなり悪化傾向にある。次の日に整形外科へ行きレントゲン検査を行うと『ぎっくり腰です』と伝えられ、臀部に注射をして痛み止めの薬・湿布が処方された。しかし、症状が変わらず明日から仕事のため連絡をいただいた。仕事はコンビニ業務のため、屈む動きやしゃがむ動きがあるため不安がある。生活動作でも背もたれがないと辛く、歩行時は右の腰を庇う姿位となり、立つ座る動きが緩慢である。
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来院者
女性
40 代
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期間
2021年3月 ~ 2021年3月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
どこが痛いですか?と聞くと腰を長方形に示し特定出来ない大きな範囲で示していた。そこで腰臀部を中心にみていくと右の腰方形筋部に特異的な緊張がみられた。そこで、その部と連動を成す臀部のツボに鍼をした。鍼をすると若干の緊張が残ったため、肩甲骨外縁のツボに鍼をした。
動きでみると中腰以外ほとんどの動きが取れるようになり、座位・歩容も変化した。そのため、背中のツボに鍼をすると全ての動きに痛みがなくなった。
使用したツボ
まとめ
腰痛をみているとポイントで示せる痛みは少なく、そのほとんどが“ぼんやりとこの辺が”・“全体的に”と言われることが多いと感じています。そこで、動き・緊張を探り共有情報を整理していきます。そうすることで少ないツボで効果的な施術も可能になると思っています。
担当スタッフ
洲崎 和広