バドミントンの練習中に跛行状態になり、腰の痛みが続く
症状
バドミントン部に所属し、今日の活動中に腰に違和感を感じクリアーやスマッシュが思い切り打つことが出来なくなった。最後の方には足を跛行するようになってしまいかなりの痛みを抱えていた。それをみていた母親から『明日、試合があるから何とかしてほしい』と連絡をいただいた。当院へ来るまで安静をお願いしたところ、部活動中がピークの痛みであり跛行も消失していた。ただ、腰を反る動きを入れると腰から臀部の痛みが再現され、跛行もみられた。
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来院者
女性
10 代
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期間
2020年8月 ~ 2020年8月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
患部の状態と発生状況を照らし合わせ、背中の過緊張に注目した。まずはこの部を解すように考えた。そこで脛とふくらはぎのツボに鍼をした。背中をみるとやや緊張が残っていたため、この部に鍼を加えた。ここで動作チェックとして腰を反る動きをみると自分の真後ろまでみれるまでに回復した。クリアーやスマッシュ動作確認を行い、痛みが消失したため施術を終えることにした。
使用したツボ
まとめ
動作で再現されたため、その動きの改善を目標としました。臀部は身体の土台であることからも肩甲骨の緊張が臀部の動きの悪さと関連していた症例であります。バドミントンの動作を考えても肩甲骨の柔軟性が必要であり、この部の緊張が腰痛や臀部痛をつくることもあります。
担当スタッフ
洲崎 和広