臀部の違和感、内果の痛み
症状
臀部の違和感は数年前からであり、どんな姿勢でいても感じるため『少しでも良くなりたい』と思っていた。2週間前から内果も痛み出したことから連絡をいただいた。
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来院者
女性
50 代
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期間
2019年6月 ~ 2019年8月
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頻度
週1回程度
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通院回数
8回
施術と経過
臀部の緊張部と肩甲骨内縁の連動性から肩甲骨内縁のツボに鍼をした。また、施術効果を高める目的で脚の内側にあるツボを使うと内果の圧痛は軽減された。
4回目のときに『今まで中腰になるとお尻が突き出すような形になり痛かったのが今では痛くなく作業できることに驚いた』『内果の痛みはずっとあったのが正座後のちょっと痺れが残る程度』と報告があり。臀部の緊張と足の重心ラインを整える目的に肩甲骨内縁のツボを加えた。
7回目のときには『8~9割問題ない』と言っていたことから8回目の施術を区切りに終えた。
使用したツボ
まとめ
数年前からの痛みも体の緊張を解くことで解決できることも少なくないと思います。数年経つと『今の状態が当たり前』と感じる方も多いと思います。鍼灸では元の状態を取り戻すことを目的に体を診ていきます。患者さんが想う『あの頃は…』に寄り添えるように最適な施術を提供していきたいと思います。
担当スタッフ
洲崎 和広