膝の手術後のももの張り膝の違和感
症状
去年の12月にダンスをして転倒をし、今年に入り前十字靭帯断裂(ACL)手術を行った。膝の痛み自体は生活に支障があって困る程ではないが、常に違和感があり気になる。立っているとももの裏が張ってきてこれがかなり気になる。知り合いの紹介で来院した。
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来院者
女性
54 歳
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期間
2019年6月 ~ 2019年6月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
初回 動きを確認するとイスから立ち上がる時ももの裏が気になる。立った状態で膝を伸ばすと左が伸びきらない。しゃがむ事も膝がつっかかる感じがして出来ない。
まずはももの裏の動きをスムーズにするために腰のツボとお尻のツボを使った。立ち上がりがスムーズになり、突っ張る部分がはっきりわかるようになった。そこに対応する腰のツボを使い、ももの張りはかなり楽になり、立ち上がり、膝も伸ばしやすくなった。今回はももの張りが取れたので終了した。
2回目 1週間後 まだももの突っ張りはあるがかなり調子良く、前回が10→3ぐらいまでなった。同様の施術を行い、ももは楽になった。今度は膝の方が気になる。しゃがむ動作はまだ出来ない。お尻にあるツボと膝の裏のツボを使い違和感は少しあるもののしっかりしゃがみ込めるようになった。
その後ダンスにも復帰し、しっかり踊る事が出来るようになったので卒業となった。
使用したツボ
まとめ
今回の症例は痛くて困るという感じではなかったが動きが悪く常に違和感を感じていた。突っ張っている部位に鍼をするのではなく、動きを悪くしている原因の部位をしっかり特定し、ロックを外してあげることにより身体は本来の動きを取り戻す事ができる。
担当スタッフ
片岡 興輔