喉の違和感と嚥下痛
症状
半月前から疲れると「声が出づらい」と感じるようになる。同時に胸やけもあり胃薬を服用。
2日前の夕食時、飲み込む際に喉が痛むようになる。就寝時も喉が塞がる感じがして目が覚める。
常に薄い痰が絡んでいるような違和感が喉全体にあり、当院へ相談に来られた。
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来院者
男性
70 代
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期間
2018年8月 ~ 2018年9月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
来院時、唾を飲み込む際にも喉に痛みを感じる。頚まわりの触診をすると右頚部横の筋肉が強く張っていることを確認できた。この筋肉が喉の症状に影響を与えていると考え、手のツボを使い緩めるようにした。もう一度、唾を飲み込む動作をしてもらうと、先程より喉の痛みが軽減した。続いてお腹を触診すると、少し押しても痛むポイントを確認したため、足にあるツボを使って緩めるように働きかけた。
2回目、「前回の施術後に痰が驚くほど出て、翌日には喉から胸がスッキリしており、食事中の痛みを感じなくなった」と言う。少し喉の違和感が残るということで、足のツボで調整をして終了とした。
使用したツボ
まとめ
当初、疲労時に症状を感じていたことから、内臓の機能低下が影響していると考えた。内臓の調子は身体へ反映される。腹部の反応を診ながら、ツボで調整を加えたところ症状が回復に向かった。