野球ができないほどの股関節痛
症状
2018年12月所属している野球チームの合宿があり、走っている最中、突然股関節が痛くなった。
何もしていないときはいいが足を上げたり左股関節を曲げるときに激しい痛みがある。
競技としては右利きというのもあり、左足を上げるためバッティングも送球もできない状態。
その後、整形外科と接骨院にいった。
レントゲン、CT、MRIでは何も異常は見られず、毎日マッサージをしてもらったが変化はなかった。
約1ヶ月の安静を余儀なくされた。
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来院者
男性
10 代
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期間
2019年1月 ~ 2019年1月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
股関節を曲げる状態で痛みが走る。
しゃがんだ時は何も気にならず、立った状態で足を上げたり、仰向けで股関節を曲げたりすると痛みが走る。
施術は足の甲にあるツボに鍼を1本行った。
鍼を打った瞬間に楽になり立った状態でも足も上げることができて、仰向けでも股関節を曲げても問題はなくなった。
無事競技復帰をされた。
今のところ再発はない。
使用したツボ
まとめ
これは痛いところと原因となるところが一致しないことが非常に分かりやすい症例である。
マッサージもよい施術方法であるとは思うがこの場合痛いところには原因はないのでそこを揉んでいても違いは出にくい。
しかし、どの動きで痛みが出るかなどをしっかりと検証して、適したツボを使えばこのように初回で楽になるのも珍しくない。