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症例を投稿した鍼灸院:はりきゅう整体院ハリフル

おでこやこめかみの頭痛

おでこやこめかみの頭痛

症状

頭痛が不定期に起こる。
痛みは比較的弱いが月に2度ほど必ず起こり、頭痛薬を飲んだり飲まなかったりしいている。回数が多い時は週に1度あり、ひどい痛みの時は強めの鎮痛剤で症状を緩和させている。
「ドクン、ドクン」と脈打つような痛みがあり、目にまぶしい光が入ると頭痛がおこる。痛みの場所は決まっておらず不特定に発症する。
なるべく薬を服用せず頭痛を解消していきたいとの思いがあり、鍼を行なっているところを探してみたところ、頭痛に詳しそうだったので来院に至った。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2017年7月 ~ 2017年8月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    4回

施術と経過

触診で、後頚部と肩甲骨上角付近にそれぞれ圧痛がみられた。下腿の緊張と関係があるので、ふくらはぎと下腿外側のツボに鍼をした。直後にそれぞれの圧痛を確認すると和らいでおり、頭痛も軽くなった。
1週間後の来院で「頭痛の回数が減り、かなり痛みが弱まった」ので、前回のツボに加えて子宮環境に関連するツボに鍼をした。
「前回から約1ヶ月間も頭痛が全くなくて驚いてます」と報告があり、4診目で終了した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

拍動性の頭痛や目からの刺激で起こる片頭痛は三叉神経による痛みであるが、その背景には首や肩甲骨周辺の過緊張により引き起こされ、下腿の緊張と関わっているものだった。
今回の不定期に痛みを発症させていた原因は、疲労の蓄積でコリの緊張が増強したのに加え、さらに子宮環境からの影響を受けていた。
女性は婦人科系の問題で頭痛を併発していることが多い。コリを生み出している原因が複合的であっても本質を見極めることで改善を可能にする。

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