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症例の鍼灸院:鍼灸院ひなた 清澄白河

NEW上咽頭炎に伴う後鼻漏と起床時の目元の重さ

   

NEW上咽頭炎に伴う後鼻漏と起床時の目元の重さ

医師による診断:上咽頭炎

症状

鍼灸の症例「上咽頭炎に伴う後鼻漏と起床時の目元の重さ」(清澄白河)

30代男性が4ヶ月前から後鼻漏を自覚し、徐々に症状が強くなっていった。後鼻漏に加えて目元や首回り、後頭部の重だるさが出現し、特に朝起きた際に目元の重さを強く感じるようになった。後鼻漏は常に存在し、後頭部の重さは時に痛みとして感じることもあった。日常生活では朝の寝起きが悪く、起床後に症状が落ち着くまで時間を要するため、睡眠時間が短くなっていた。耳鼻科を受診し上咽頭炎の疑いと診断され、Bスポット治療を受けていたが、大きな変化は得られていなかった。初診時の触診では、上を向いた際に後頭部に痛みが生じることが確認され、下部頸椎から上部胸椎にかけての硬さが認められた。

  • 来院者

    男性

    30 代

  • 期間

    2025年9月 ~ 2025年12月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    11回~15回

施術と経過

初回施術では、触診で確認された頸椎周囲の反応をもとに、手のツボを使用し、首の硬さや動きに合わせて背中のツボに施術を行った。施術後、首の動きが改善し、硬さも緩和していることが確認できた。2回目以降も首の動きや反応を確認しながら施術を継続し、首元の冷えにも注目してアプローチを行った。施術を重ねるごとに、首の動きの改善や冷えの消失とともに、後鼻漏や目元、後頭部の重だるさが軽減していった。施術期間中、仕事による眼精疲労から目元と後頭部の重さが一時的に強くなる時期があったが、目に対するアプローチとセルフケアの指導により改善に向かった。14回の施術を経て、症状は大幅に改善した。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

症状スコア

8
1

機能スコア

2
9

まとめ

本症例は、上咽頭炎の疑いに伴う後鼻漏と、目元や後頭部の重だるさを主訴とする症例であった。耳鼻科でのBスポット治療では改善が得られなかったが、頸椎周囲の硬さや動きの制限に着目し、手や背中のツボへの施術を行うことで症状の改善が得られた。特に下部頸椎から上部胸椎の反応点への施術と、首元の冷えへのアプローチが効果的であった。施術期間中に眼精疲労による症状の再燃がみられたが、目へのアプローチとセルフケアの指導により対応できた。14回の施術を通じて、後鼻漏や目元、後頭部の重だるさは大幅に軽減し、朝の寝起きも改善された。上咽頭炎の疑いに伴う症状に対して、頸部や背部への鍼施術が有効である可能性が示唆された。

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