NEW溶接業従事者の右臀部痛と下肢の痺れ・異常感覚
症状
40代男性が右臀部を中心とした痛みと右下肢側面に水が流れているような感覚を訴えて来院した。症状は数週間前から出現し、溶接業という職業柄、仕事との関連が大きいと考えられた。右臀部から下肢にかけて痛みがあり、ふくらはぎには痺れ感を伴っていた。静止時には臀部の痛みが強く、動作時にはさらに増強した。常に足が痺れているため気になり、腰痛のため数日間は不眠傾向にあった。安静姿位がとれないため身体が休まらない状態であった。以前、整形外科で腰椎すべり症の診断を受けていた。
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来院者
男性
40 代
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期間
2025年11月 ~ 2025年11月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時、坐位で患側の脚を挙げるだけで痛みが響き、仰向け・うつ伏せの姿位がとれない状態であった。関連する背部・腰部のツボに鍼をしたところ、坐位での脚上げ時の痛みは消失した。次に胸椎を伸展させる動きを行うと臀部から下肢にかけての症状が出現したため、背部・足のツボを使うと痛み、症状が消失した。初回施術後、痛みと痺れが消失し、1回の施術で完了した。
使用したツボ
まとめ
溶接業に従事する40代男性の右臀部痛と下肢の異常感覚に対して鍼施術を行った。腰椎すべり症の診断歴があり、静止時・動作時ともに症状が強く、安静姿位がとれないため不眠傾向にあった。初診時は坐位での脚上げや仰臥位・腹臥位の姿位保持が困難であった。背部・腰部のツボへの施術により坐位での脚上げ時の痛みが消失し、さらに胸椎伸展時に出現した症状に対して背部・足のツボを使用することで、痛みと痺れが完全に消失した。1回の施術で症状の改善が得られた。
担当スタッフ
洲崎 和広













