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症例の鍼灸院:鍼灸院ひなた 清澄白河

NEW腕や手のピリピリが寛解した症例

   

NEW腕や手のピリピリが寛解した症例

症状

鍼灸の症例「腕や手のピリピリが寛解した症例」(清澄白河)

パニック発作を起こしてから1年ほど心療内科に通っている。
パニック発作を起こしてから腕のピリピリ感や血圧が高くなりやすいこと、寝ても中途覚醒がある状態。
胃腸の調子も良くなく、下しやすい。
イライラもしやすくお子さんに怒ってしまう自分にも嫌気を感じられていた。
初診時の所見では、元々の体質なのか痩せ気味で全身的に緊張している感じで特に季肋部と首肩周りの緊張が気になった。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2025年8月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    11回~15回

施術と経過

初回の施術では、手や胸椎周りのツボを使って呼吸がしやすくなるよう季肋部や首肩回りの緊張の緩和を図った。
また呼吸法の提案をして、日常的に深い呼吸をしてもらうようにもお伝えした。
2回目の施術の際にその日、次の日はぐっすり眠れたとのこと。
少し刺激量を増やし、お腹の緊張に対してもアプローチをしていくと6回目の施術の頃にはお腹を下すことはなくなり、食べたいものを好きに食べられるようになってきた。家族との海外旅行も行けたが、緊張のあまり、動悸やだるくなり早めにホテルに戻ったとのこと。その後の治療では頭のツボや手足、背中のツボを使ってより体の緊張を緩和できるようにツボを少しずつ変えていったのとピリピリ感を追っていくと指の2、3指が特に気になるとのことだったので胸椎のツボを使って置鍼を長めにしていくとあまり気にならなくなってきて程度も弱くなってきた。

まとめ

パニック症状がきっかけに痺れや不眠、胃腸の症状が出てきている症例で、手足や背中のツボを使って胸椎まわりへのアプローチすることで症状の改善が得られた。胸椎周辺を緩めることで痺れだけでなく呼吸が深くなり、脈や、不眠の症状が寛解された可能性がある。
このことから一連の症状は胸椎を緩めることでパニック症状など不安からくる症状に対して効果的であると考え、不安やパニック症状を持つ症例に対して胸椎を緩めていく重要性を感じた。

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