NEW薬を服用しても出ない時がある便秘
症状

便秘症状が悪化し、便秘薬を服用しても排便が困難な状態となっていた。
もともと便秘傾向があったが、最近では薬物療法による効果も得られにくくなっていた。
便秘による不快感が日常生活に支障をきたしており、腹部の張りや硬さが顕著であった。
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来院者
女性
40 代
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期間
2025年6月 ~ 2025年9月
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通院回数
4回
施術と経過
初診時の触診で腹部の硬さが確認された。
背中と脚のツボに施術を行ったところ、腹部の緊張が緩和された。
2回目以降も同様の箇所に継続して施術を実施し、腹部の緊張緩和を図った。
施術を重ねるごとに排便回数が増加し、4回目の施術後には便秘薬を使用せずとも自然な排便が可能となった。
使用したツボ
まとめ
便秘薬に依存していた状態から、鍼灸施術により自然な排便へと改善した症例である。
背部と下肢への施術により腹部の緊張が緩和され、自律神経系の調整が図られたことで、腸の蠕動運動が活発化したと考えられる。
4回の施術で症状が改善し、薬物療法からの離脱にも成功した。便秘症状に対する鍼灸施術の有効性が示唆される結果となった。
担当スタッフ
森部光葉