NEW体重負荷で増強する大腿部外側の運動時痛
症状

スポーツ練習中に発症した大腿部外側の痛みを主訴として来院。左側が特に強く、左右の痛みの程度は10対4程度であった。発症から2週間が経過しており、体重をかけると引っ張られるような違和感と痛みが出現する状態であった。特に左側に体重をかけた際に症状が増強し、スポーツの練習を思い切り行うことができない状況であった。
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来院者
女性
10 代
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期間
2025年9月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の所見では、左側への体重負荷で痛みの増強が確認され、大腿部外側に著明な筋緊張がみられた。背部の肋骨付近のツボと手首のツボを主として施術を実施。施術後、症状はほぼ消失し、その後の症状再発の報告はなかった。
使用したツボ
症状スコア
10
0.5
まとめ
大腿部外側の運動時痛に対して、局所ではなく背部や手首など遠隔部位のツボを用いた施術アプローチを行った結果、即時的な改善効果が得られた。特に体重負荷時の痛みに対して、全身的な調整を図ることで効果的な症状緩和につながったと考えられる。初回施術で著明な改善が得られ、その後の再発報告もないことから、運動時の大腿部痛に対する本アプローチの有効性が示唆された。