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症例の鍼灸院:かしの木鍼灸整骨院

NEW更年期の眼精疲労と不定愁訴に伴う全身症状

   

NEW更年期の眼精疲労と不定愁訴に伴う全身症状

症状

鍼灸の症例「更年期の眼精疲労と不定愁訴に伴う全身症状」(西武新宿線「本川越駅」徒歩5分 / 埼玉県川越市)

更年期に入ってから、首肩の緊張、頭痛、めまい、眼精疲労による目の充血など、複数の不定愁訴が出現した。ほぼ毎日何らかの不調を感じており、休日は疲労で寝て過ごすことが多い状態であった。胃腸の不調やイライラ、足のもつれなども併発していた。医療機関でレントゲン、血液検査、尿検査、胃カメラ等の検査を行ったが、特に異常は認められなかった。

  • 来院者

    女性

    50 代

  • 期間

    2025年8月 ~ 2025年9月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    11回~15回

施術と経過

初診時、全身に緊張がみられ、特に上半身と腹部の緊張が顕著で、呼吸が浅く睡眠の質も低下していた。疲労回復と首肩の緊張緩和を目的に臀部のツボに、また呼吸を整えるため手足のツボに鍼をした。初回施術後、全身の軽さを感じ、不安感も軽減した。2回目以降は、目の充血と眼精疲労の改善を目的に背中のツボを追加して施術を行った。施術を重ねるごとに呼吸が楽になり、睡眠の質が向上。それに伴い全体的な症状も緩和され、日々の不定愁訴も減少した。仕事の繁忙期や天候による症状の再燃はあったものの、12回の施術で大幅な改善が得られた。

使用したツボ

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まとめ

更年期に伴う複合的な不定愁訴に対して、全身の緊張緩和と自律神経の調整を主眼とした施術を行った。特に呼吸と睡眠の質の改善が全体的な症状緩和につながった点が特徴的である。施術後には周囲が明るく見え、目の充血も改善するなど、視覚的な改善も確認された。症状の完全な消失ではなく、症状との付き合い方を見出すことで、QOLの向上が達成された。今後は2週間から1ヶ月に1回の施術を継続し、症状の安定を図っていく方針である。

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