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症例を投稿した鍼灸院:鍼灸TAKA

NEWコロナ罹患後に悪化した耳閉感

NEWコロナ罹患後に悪化した耳閉感

症状

鍼灸の症例「コロナ罹患後に悪化した耳閉感」(有松駅)

来院1ヶ月前コロナ罹患後左耳のつまり感が出現した。密閉空間や天候の悪化で症状が増悪し、特に朝方に自覚することが多く、精神的な落ち込みも伴っていた。医療機関を受診し、低音障害型感音性難聴の疑いと診断されたが、聴力自体は回復していた。また、唾液を飲み込む際に喉の違和感も自覚していた。

  • 来院者

    男性

    20 代

  • 期間

    2023年11月 ~ 2024年1月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    11回~15回

施術と経過

初診時、肩上部や頸部に著明な筋緊張が認められた。骨盤周囲や肩上部のツボに鍼を行ったところ、耳のつまり感に緩和が見られた。同様の方針で継続的に施術を行い、耳のつまり感は徐々に改善。施術期間中に症状の再燃はなく、計14回の施術で症状は安定した。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

コロナ後遺症による耳のつまり感に対して、骨盤部と肩上部への鍼施術が有効であった。自律神経系への影響が考えられる症状に対し、全身的なアプローチを行うことで、耳のつまり感の改善が得られた。また、施術を通じて朝方の症状も緩和され、精神面での改善も見られた。継続的な施術により、安定した症状の改善が得られ、再燃することなく経過した症例である。

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