NEW仕事を休むほどの重度の肩こり
症状

数年前から肩全体のこりを自覚しており、特に右側が顕著であった。症状は常時存在し、右回旋時に痛みを伴うようになり、症状が増悪したため仕事を休むほどの状態となった。これまでに医療機関での受診歴はない。
-
来院者
女性
50 代
-
期間
2024年5月 ~ 2024年5月
-
頻度
1回通院
-
通院回数
1回
施術と経過
初診時の所見では、右肩に部分的なこりと右回旋時のROM制限が確認された。まず背中のツボに鍼をしたところ、右回旋の可動域が改善し、動作時の痛みが消失した。続いて手と足のツボに鍼を行い、肩こりに対してアプローチを行った。施術後、回旋時の痛みは消失し、こりの症状も気にならない程度まで改善した。
使用したツボ
まとめ
肩こりと回旋時の痛みを訴える症例に対し、背部への鍼施術により即時的な可動域の改善が得られた。さらに、手足のツボへの施術を組み合わせることで、長年続いていた肩こりの症状も緩和することができた。本症例では、局所だけでなく遠隔部への施術を組み合わせることで、より効果的な症状の改善が得られることが示唆された。