NEW頸部の緊張と熱のこもりが関係する偏頭痛
症状

4年ほど前から偏頭痛に悩まされている。きっかけは覚えていないが、両側頭部に痛みがあり、特に右側の痛みが強い。以前は2~3か月に1回程度の頻度だったが、最近では頻繁に痛みが現れるようになり、ほぼ常に痛みを感じる状態となっている。日常生活においては、頻度が増えたことで症状が気になるようになり、生活の質に影響を及ぼしている。医療機関での診断や治療は受けていないが、臀部の張り感も気になるとのこと。
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来院者
20 代
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期間
2024年8月 ~ 2024年8月
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頻度
1回通院
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通院回数
2回
施術と経過
初診時の触診では、頸部の一部に緊張が見られ、肩の張りや臀部の緊張も確認された。頸部の緊張は熱のこもりと関連が深いと考え、頸部の緊張を緩めることで熱を下ろすルートを作る施術を行った。その後、臀部のこりと肩の張りにもアプローチを加えた。初回施術後、頭痛が軽減し、約1週間後の再来院時には「調子が良い」との報告があった。その後も症状の再燃は見られず、良好な状態が続いている。
使用したツボ
まとめ
今回の偏頭痛の症例では、頸部の緊張を緩めることで熱のこもりを解消し、頭痛の軽減につながった。また、臀部や肩の緊張を緩和することで全身のバランスを整えたことも効果的であったと考えられる。初回の施術後に症状が大幅に改善し、その後も良好な状態が維持されていることから、適切な施術が症状の改善に寄与したといえる。今後も症状の再発を防ぐため、定期的なケアを行うことが望ましい。