NEW常にだるくて歩くのが辛い
症状

左膝のだるさと痛みが主訴である。4カ月前から常に重だるく、立ち上がりが痛くなり日常生活に支障をきたしている。正座も辛い。歩行時には足が重く感じられ、階段を一歩ずつ降りることが困難であった。これまで医療機関での診断や治療は受けていないが、症状の影響で活動が制限されている状態であった。膝裏や腿の裏の緊張が触診で確認され、膝周辺の筋肉の硬さが症状の一因と考えられた。
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来院者
女性
60 代
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期間
2023年12月 ~ 2024年1月
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頻度
週1回程度
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通院回数
5回
施術と経過
初診時には膝裏や腿の裏の緊張が触診で確認され、膝周辺の筋肉の硬さが症状の一因と考えられた。初診時には膝裏、腿の裏、お尻のツボに鍼を行った。施術後、膝の重さはまだ残るものの、足の運びが楽になり、違和感やだるさが軽減した。継続的な施術が必要と判断し、同様の施術を5回にわたり行った。施術を重ねるごとに立ち上がりから歩き出しが楽になり、階段もスムーズに降りられるようになった。膝を深く曲げるとまだ違和感が残る状態であったが、正座も可能になった。立ち上がりや歩き出し、歩行時など普段の生活に支障がなくなったため終了とした。
使用したツボ
まとめ
左膝のだるさと痛みは、膝裏や腿の裏の緊張が主な原因と考えられた。膝裏、腿の裏、お尻のツボへの鍼が症状の改善に効果的であり、5回の施術を通じて歩行や階段の昇降がスムーズになり、正座も可能となった。深く曲げた際の違和感は残るものの、日常生活への支障は大幅に軽減された。