NEW転倒後の空手動作で生じる左肩のズキズキした痛み
症状

左肩の痛みが主訴である。2日前に空手の試合中に転倒し、左肩を強打したことが原因である。痛みは左肩の前側に集中し、動かすとズキズキとした痛みが生じる。特に空手の突き出す動作時に痛みが強く、パフォーマンスに影響を及ぼしている。医療機関での診断や治療は受けておらず、痛めた当初は肩が上がらなかったが、湿布やアイシングを行った結果、動きが出てきた。しかし、突きの動作時の痛みが残っているため相談を受けた。
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来院者
男性
10 代
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期間
2025年5月 ~ 2025年5月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の動作確認では、手を伸ばす動作で肩の前側に痛みが生じた。施術では、関連する腕の部分に鍼を行い、大幅に痛みが軽減した。さらに、腕のツボを使用することで痛みが消失した。施術後、空手の動きを実際に行ってもらったところ、「痛みがない」との報告があった。初回の施術で症状は改善し、その後の症状の再発は報告されていない。
使用したツボ
まとめ
左肩の痛みは、空手の試合中の転倒による打撲が原因であった。施術では、腕の部分に鍼を行い、さらに腕のツボを使用することで、動作時の痛みを効果的に軽減することができた。初回の施術で症状が改善し、空手の動作においても痛みが消失したことから、施術の効果が確認された。今後も同様のスポーツ障害に対して、早期の施術が有効であると考えられる。
担当スタッフ
洲崎 和広