NEW慣れない環境でのストレスによる後頚部の痛み
症状

上を向いた時の痛みと異物感が主訴であり、症状は3か月前から徐々に悪化してきた。特に後頚部のコリが強く、動作時には痛みが生じ、静止時にはコリ感が強くなる。日常生活や仕事においては、常に気になり、集中力が低下し、上を向くことができないため、スッキリしない状態であった。これまで医療機関での診断や治療は受けておらず、目の疲れを伴うようになったことも報告されている。慣れない環境での仕事を始めたばかりで、肉体的・精神的なストレスが溜まっていたことも影響していると考えられる。
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来院者
男性
20 代
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期間
2025年3月 ~ 2025年3月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時には、左後頚部に強い緊張が見られ、上を向くと痛みと異物感が強いとのことだった。関連する脛・頭のツボに鍼を施したところ、背部に痛みが移行したため、手の甲と頭のツボに鍼を施した。その結果、動作時の痛みや異物感、コリ感が大幅に改善された。初回施術後、症例者は喜びを表し、症状の改善を実感していた。
使用したツボ
まとめ
施術により、痛みや異物感、コリ感が改善されたことから、鍼治療が有効であったと考えられる。特に、関連するツボへのアプローチが症状の緩和に寄与した。今後は、ストレス管理や生活習慣の見直しも重要であり、再発防止に向けた取り組みが求められる。症例者の生活の質を向上させるためには、定期的なフォローアップが有効であると考えられる。
担当スタッフ
洲崎 和広