NEWバレーボールによる脛の痛みとシンスプリントの疑い
症状

足の痛みと脛の痛みが主訴であり、症状は2週間前から段々と現れた。
バレーボールを行っている影響が考えられ、両脛内側を中心に運動後に痛みが強く、圧痛が顕著であった。痛みは荷重動作時にも感じられ、日常生活においては運動後に動けなくなることがあり、脛の緊張が常に強い状態であった。これまで医療機関での診断や治療は受けておらず、他の体調的な違和感はなかった。症例者はこの痛みをシンスプリントであると考えていた。
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来院者
女性
10 代
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期間
2025年3月 ~ 2025年3月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では脛の圧痛と荷重動作での痛みが確認された。関連する背部のツボに鍼を施したところ、すぐに痛みが消失し、施術後は足首の動きを整えることも行った。初回施術後、荷重時の痛みや常に感じていた脛の緊張がなくなり、症例者は喜んでいた。その後、経過は良好であったため、施術は1回で終了とした。
使用したツボ
まとめ
シンスプリントの疑いがあった本症例では、バレーボールによる脛の痛みと緊張に対して、関連する背部のツボに鍼を施すことで即時的な痛みの軽減が得られた。施術後の経過も良好であり、症例者は痛みの消失を実感した。今後は、運動時の負担を軽減するためのストレッチや筋力トレーニングを行うことが推奨される。鍼施術が短期間での症状改善に寄与したことが示唆される。
担当スタッフ
洲崎 和広