NEWオスグッドの疑いによる右膝の痛みの症例
症状

右膝の中央、特に膝蓋骨周辺に痛みが生じており、症状は2週間前から始まった。痛みは動作時、特に荷重時に強く感じられ、日常生活においては水泳の平泳ぎの際に痛みが顕著である。整形外科での診断ではオスグッドの疑いが示され、痛みの発症から5日後に受診した際には、膝関節を含む全身の緊張が強いことが確認された。症状は常に痛むわけではなく、特定の動作時にのみ痛みが生じるため、日常生活においては荷重時の痛みが大きな影響を及ぼしている。
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来院者
女性
10 代
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期間
2025年1月 ~ 2025年1月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初回の施術では、全身の筋緊張を緩和することを目的に頭のツボと、炎症を抑えるために小指のツボに鍼を施した。施術後、症例者からは荷重時の痛みが消失し、身体が軽くなったとの報告があった。施術は1回で完了し、その後の症状についての報告はなかった。施術の効果が持続していることが示唆される。
使用したツボ
まとめ
右膝の痛みに対する施術では、全身の筋緊張を緩和するためのアプローチが効果的であった。特に、頭のツボと小指のツボへの鍼施術が、痛みの軽減に寄与したと考えられる。今後は、症例者の状態を観察し、必要に応じて追加の施術を検討することが望ましい。痛みの再発を防ぐためには、適切な運動療法や生活習慣の見直しも重要である。
担当スタッフ
洲崎 和広