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症例を投稿した鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

NEW歩くのが難しい回転性めまいと首こり

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症状

鍼灸の症例「歩くのが難しい回転性めまいと首こり」(JR品川駅/東京都品川区)

突発性難聴の診断から2ヶ月後、飲み会の帰宅後に激しいめまいが出現している。常にふらつきがあり歩行困難な状態であった。お風呂に入る際や目薬を使用時の仰向け姿勢、急な首の動きで症状が悪化する傾向にあった。良性発作性頭位めまい症の疑いが考えられた。また、首肩の強い緊張感や後屈時の可動域制限も認められ、日常生活に支障をきたしていた。

  • 来院者

    女性

    60 代

  • 期間

    2024年3月 ~ 2024年4月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    8回

施術と経過

初回施術では、首肩の緊張緩和と後屈可動域の改善を目的として、手足のツボに対して鍼を行った。その結果、歩行時のふらつきが軽減した。2回目以降は基本的な方針を継続しながら、緊張状態に応じてツボを調整した。初回施術後に一時的にめまいは消失したものの、歯科受診をきっかけに再発がみられた。しかし、その後は起臥時のみめまい症状が残存する程度まで改善し、8回目の施術でそれらの症状もほぼ消失した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

難聴の既往に続いて発症しためまい症に対し、首肩の緊張緩和を中心とした鍼施術を行った結果、症状の大幅な改善が得られた。本症例からは、めまいの症状に対して、頭頸部の筋緊張への対応が重要であることが示唆された。また、症状の再発に対しても同様のアプローチが有効であり、継続的な施術により症状の安定化が図れることが確認できた。

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