夜の寝返りの時の痛みが激しい肩の痛み
症状
3か月前から就寝時の寝返り動作で患側が下になると痛くなり寝不足気味である。はじめ整形外科にかかり『五十肩です』と言われ痛み止めの薬・湿布で経過をみていたが変化は見られない。そこで近所の鍼灸整骨院へ行くも同様であった。この間、徐々に可動域が落ちていき衣服の着脱や趣味のスポンジテニスの時のスマッシュ動作に支障をきたす。
当院にかかるまで『安静が全て』と言われ、試みたものの可動域の悪化、断続的な疼痛があり違う手段として当院に連絡をいただいた。
-
来院者
男性
70 代
-
期間
~ 2024年1月
-
頻度
週2~3回
-
通院回数
3回
施術と経過
挙上の動きを確認すると140度程度であり肩関節全体に痛みを訴えていた。
まずはこの動きの改善を考え背部・腰部・手の甲と鍼をすると施術後には170度付近まで回復したのを確認した。
2回目、『夜間の痛みがなくなり楽に過ごすことが出来ている』とのこと。
挙上の動きに左右差がなくなったことから側方挙上の動きの改善を考え施術を行った。
3回目、『違和感もなくなった。雪かきもしづらかったのが楽になった』とのこと。
これまでと同様の施術を行い施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
肩関節挙上の動きの改善を考え施術を行うことで少ない施術回数で大きな成果を得ることが出来ました。
肩関節の動きに関わる背部・腰部の緊張を解消したことが本症例のポイントであります。
担当スタッフ
洲崎 和広