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症例を投稿した鍼灸院:鍼灸マッサージたかはし

突然起きた右首の痛み

突然起きた右首の痛み

症状

朝方目を覚ましたころに寝違えた感じがした。 
首はどの動きをしても、右側が痛む。とくに右側をむくと(回旋)一番痛い。
肩こりが慢性的にある。
外食が続いたり、甘いものなど食べる機会が多かったため胃に残っているような消化不良の感じと、2日前から下痢の症状も気になっている。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2017年1月

  • 頻度

    2回通院

  • 通院回数

    2回

施術と経過

首が痛くなった当日の施術だったため、痛むところに熱感がみられた。炎症を抑えるツボに鍼をしたところ可動域が広がり右側を向いたときの痛みが10→8に変化した。首の硬さがあるところをみて、手にあるツボをすると左に倒すうごきでの痛みはなくなる。
お腹の違和感のある部分や、デスクワークでパソコンが多いということから腕にあるツボに刺鍼、痛みが10→5まで軽減した。
可動域は広がり普通に向けるようになった。痛みは残ったが、炎症がおさまれば和らぐこと事を伝え終了した。

初診の日の夜、「一か所残りの痛みがある」という感じになったが、家族に揉んでもらったところ翌日には鈍い痛みが右肩全体に広がっていた。
そのあとは触れないようにして過ごしたところ、広がっていた痛みの部分が狭くなった。

2診目、初診と同様に施術。一番最初の痛みから10→2 まで減る。
その2日後、痛みがなくなったとの報告。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

首は肩からの影響に加えて、胃腸からの影響もある。胃腸の調子も悪かったのも寝違いが起きた原因と考えられる。
痛む部分に触れない様に伝えたが、「もう少しで治りそう」という気持ちと、「気持ちよかった」のでつい揉んでもらってしまったとのこと。
特に寝違いやぎっくり腰のような急性の症状は、その当日~数日は炎症が起きていると考えられる。その部分にマッサージをすることは炎症を広げてしまいかねず、治るまでの期間が長くなる。治る方向へ身体がむかっているのを妨げることになってしまうことが実際に起こった症例。

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