みぞおちから背中へ痛みが移動した
症状
背中の違和感・痛み みぞおちから背中へ痛みが移動した
最初は、みぞおち辺りに違和感があり次第にズキズキとした痛みに変わり、その後背中に痛みが移った。これにより、車の運転でハンドルを切ったり、朝起き上がる時にも背中が痛むようなり、以前来院されていたことがある当院にご連絡頂いた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2017年7月 ~ 2017年7月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
症状の最初のきっかけである腹部の触診をすると、みぞおち、右肋骨下部あたりに違和感や痛みがあった。発熱はなく、腹膜刺激症状、背部の叩打痛がないことを確認。まずは、腹部の違和感や痛みを改善するために、足に刺鍼した。さらに背部の触診をし、硬くなっているコリを確認。更に足に刺鍼したところ、背部のコリが緩和され違和感も解消された。ハンドルを切る動作や起き上がり時の痛みがなくなったため、1診で終了とした。
使用したツボ
まとめ
腹部を触診しているときに患者さんから、「夏バテからか、お腹が空いて食べても食べた気がしない」、「便通もあまり良い状態ではない」、「生活面でのストレス」など問診から色々な事がわかった。過度なストレスや胃腸の症状が、腹部や背部に出ることはよくある。背部や肩の痛みは内臓にも原因があることも考えておく必要がある。