アキレス腱とシンスプリントの痛み
症状
学生時代から今まで陸上競技(短距離・中距離)を続け、様々な怪我があったがここ2‣3ヶ月間練習量の増加に伴い古傷である右のシンスプリント部の痛みと左のアキレス腱部の痛みを感じることが増えた。日常生活ではどちらも患部に圧痛と荷重時の痛みがみられ、競技を続けていると痛みが強くなる傾向がある。
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来院者
男性
30 代
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期間
2022年10月 ~ 2022年10月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
アキレス腱部を摘まむように触れると痛みが誘発されたため、関わる肩甲骨内縁のツボに鍼をした。また、脛の緊張に関わる胸椎のツボに鍼をした。シンスプリント部の痛みが消失し、アキレス腱部は外側にやや残る程度までになった。そこで大腿部の緊張に注目し、関わる腰部に鍼をするとアキレス腱部の痛みが消失したため施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
左のアキレス腱部・右のシンスプリント部の痛みが同時に起きていることから左重心である体の癖に注目しました。競技特性上でありますがこのような関連性から解いていくことですぐにか解消された症例であります。
担当スタッフ
洲崎 和広