動き始めると軽減する踵の痛み
症状
工場でお勤めのため日頃から一日中安全靴を履いて歩いている。
以前から疲れが溜まったと感じた時に足の裏につっぱりを
感じたことはあったがそのままにしておいた。
一か月ほど前から左側の踵が痛くなりだしたがいつもように症状が消えることなく
今まで症状が続いている。
朝の寝起きが一番痛みが強く現われ、時間の経過とともに症状は和らぐ。
病院受診をし、診断名が『足底筋膜炎』だった。痛み止めの薬と湿布薬を
処方されたが症状が改善されることはなく、他の治療法を探していたところ
『足底筋膜炎』治療の実績のある当院を見つけ来院。
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来院者
50 代
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期間
2018年7月 ~ 2018年8月
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頻度
週2~3回
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通院回数
8回
施術と経過
痛みのある部位を確認すると左側の踵部分に強い痛みを感じ
足の裏の真ん中部分にはいつも張りを感じている。
踵の痛みに関連する腰に鍼をして立ってもらうと症状は軽減した、
踵の少し内側にも痛みを感じているため関連する背中にあるツボに
鍼をして確認するとさらに症状は軽減した。
足裏真ん中に張るところがあるため、関連するふくらはぎにあるツボ
に鍼をすると足裏の張りは消失したため初回の施術を終えた。
最初は週2回のペースで通院し症状の軽減に合わせ週1回のペースで
8回の施術で朝の症状も気にならなくなっていたので施術を終了した。
使用したツボ
まとめ
足の裏が痛む症状の場合、原因が足の裏にあることはほとんどない。
今回の場合も底の硬い安全靴を日常的に履いた状態で歩き続けた結果
その負担が腰に及んでいた。治療ポイントになる腰の状態を整えることで
主訴である足の裏の症状も改善した。
担当スタッフ
渡辺拓朗