膝と足の甲の痛み
症状
体重の変化や職場環境の変化等膝に負担がかかるようなことは思い当たらないが1年前から膝関節全体が歩くときに痛むようになった。日によって痛み度合いが違うもののチクッチクッとしているのは変わらない。当初、整形外科にかかり検査の結果『骨には異常がない、筋力をつけるように』と特定的な診断は得られなかった。痛み止めの薬も飲んだ時は良いがその後の反動が重たく止めてしまった。数か月前からは、膝と対側の足の甲まで痛くなり症状が悪化してきたことから連絡をいただいた。
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来院者
男性
30 代
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期間
2022年7月 ~ 2022年7月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
現場で足踏みを行うと遊脚期の膝関節、立脚期の足関節で痛みが誘発された。
膝関節の屈曲時に痛みが強く出ていたことからこの動きの改善を考え施術方針を立てた。
動きの中心となる臀部のツボ・腰部のツボに鍼をすると全体に感じていた痛みが内側のみになったため、膝裏・ふくらはぎのツボを加えた。確認を行うと左右差なく膝を曲げることが可能になった。この時、足の甲の痛みは変わらなかったがふくらはぎに鍼をすると一気に症状がなくなった。
数日後、家族の紹介を受け『家で痛い、痛い言わなくなった』と経過良好の報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
膝関節の痛みは、臀部や腰部の緊張によるものでした。動きの改善を考え施術を行うとすぐに効果を体感してもらうことができました。また、今回の足関節の痛みはハイアーチだったことからふくらはぎの緊張に注目しました。
担当スタッフ
洲崎 和広