足首を痛めてから正座が出来ない
症状
1か月前に職場で足首を捻挫し(内反捻挫)痛みが続いている。2週間程、アイシングを続けたが痛み・腫れ感が続いていたことから整形外科を受診したところ『一般的な足首の捻挫です、骨には異常ありません』と言われた。痛み止めの薬・湿布を処方されたが効果をあまり感じることはなかった。家では床に座る生活であることから以前のように正座を作ることが出来ないことが一番の悩みであった。実際に正座の動きをみると患側に体重をかけることが出来ない状態であり、底屈制限がみられた。
-
来院者
女性
20 代
-
期間
2022年5月 ~ 2022年5月
-
頻度
1回通院
-
通院回数
1回
施術と経過
外果全体に痛みを感じていたことから重心バランスの乱れを考えた。そこで肩甲骨の内縁のツボに鍼をすると痛みが内果の前側に変わったため、関連する腓骨のツボに鍼をした。『8割程良くなった』とのこと。最後に足首の緊張を解くと綺麗な形の正座を取ることが出来るようになった。
使用したツボ
まとめ
本件のように足首が原因ではないことが多い。捻挫をしたときに身体が受けた衝撃により緊張が出来てそれを動きを妨げていた。その部を丁寧に解いていくことで本来の動きを取り戻すことが出来た症例であります。
担当スタッフ
洲崎 和広