肋骨の痛み、息を大きく吸えない
症状
10代の頃からストレスを抱えると肋骨の痛みを感じていた。今回に関しては思い当たることがないが2週間前の在宅時、急に痛くなり締め付けられるような感覚が続いている。大きく吸うことが出来ないため、横になっても休息できず睡眠不足が続いていた。そのうち、首や肩が重たく感じ症状が増悪傾向にあった。
これまで痛くなる度に整形外科へ行き『肋間神経痛』の診断を受け、痛み止めの薬・湿布を処方されることを繰り返していたため違う手段として当院にたどり着いた。
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来院者
女性
20 代
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期間
2022年2月 ~ 2022年2月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
肋骨上に圧痛を確認した。また、吸気時の痛みも同一部位であった。背骨を触れると特異的な緊張があったため鍼をした。すると、痛む箇所が胸の下辺りに移動した。そこで関連する肩甲骨内縁のツボに鍼をすると『久しぶりに大きく息を吸うことができる』と喜んでいた。仕上げに横隔膜の緊張を解き施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
肋骨に関わる痛みは脊柱の緊張と関り深いため、触れていくと際立った緊張を見つけることが出来たのがポイントであります。その部に鍼をすることで大きな変化がありました。吸気に痛みがあったことから動きを共有しながら行うとスムーズに施術を終えることが出来ました。
担当スタッフ
洲崎 和広