深呼吸するだけで響く背中の痛み・肩こり
症状
年明けから残業が続き疲労が蓄積されてくると首のこりを感じ始めたのは、2週間前。そこから段々と調子が悪くなり背中の痛み・肩こりへと波及してきた。最近になると深呼吸するだけでも背中が痛く、寝付きも悪くなったためご相談をいただいた。
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来院者
男性
20 代
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期間
2021年1月 ~ 2021年1月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
本人が最も気にしていた首のこりを共有し、施術を始めた。また、首は呼吸と関りがあるためお腹の緊張と照らし合わせ手の甲と足のツボに鍼をした。鍼を取り、首のこりの消失を確認すると『肩甲骨の内側のこりが気になる』とのこと。肩を回してもらい動きづらさを確認し、こりと動きの共有を図った。この肩甲骨内側は臀部と連動関係にあるため、臀部のツボに鍼をして対応した。
最後にこりの消失と肩を回す動きの確認にて制限がなくなっていたことから施術を終えた。
もちろん、深呼吸時の痛みも無くなっていた。
1週間後、紹介者より症状が安定している旨の連絡を受け経過をみていただくようにした。
使用したツボ
まとめ
こり・動きの共有を図ることで施術を進めたことが本症例のポイントであります。
患者さんが気になる“こり”とはかけ離れている“ツボ”を使うため、ツボに鍼をしてどうなったのかを変化を確かめるためにもこの共有部分は施術において重要な要素を占めます。
担当スタッフ
洲崎 和広