物を持ったり、首を動かすと腕が痺れる
症状
清掃の仕事をしており、2週間前の仕事中に腕の痺れを感じた。それから症状に波があったがここ1週間は腕だけに感じていた痺れもが手の方まで広がり、仕事以外の場でも感じるようになった。同時に首を動かすだけでもピリピリとした痺れが誘発され首を動かすのが怖い。5日前に別の医療機関で『頸椎捻挫』と言われ、これ以上進むようであれば精密なMRIなどの検査を勧められた。検査ばかり増えてもと言う思いからインターネットで当院を見つけた。
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来院者
女性
50 代
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期間
2020年9月 ~ 2020年9月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
頸の動きでみると上向きの動きのときに強く痺れが出ていた。そこでこの部と連動する腰部のツボを使った。鍼をすると動作制限が解消され、腕にあった痛だるさが半減した。再度、首の動きをみると側屈時に若干の痺れが残った。そこで足にあるツボで対応した。
頸の可動制限がとれると症状も消失した。
2回目、症状が出ていなかったため同様の施術方針で行い終えることにした。
使用したツボ
まとめ
手の痺れの要因は首の動きの悪さと思われる症例であります。どのような時も誘発動作がヒントとなります。本症例は頸部の伸展・側屈の制限がとれると腕の症状も同時に解消することができました。
担当スタッフ
洲崎 和広