ソファーに座ると背部から痛くなり頭痛になる
症状
2週間前から毎日のように背部痛から始まり頭痛となる症状が出続けている。昼間はあまり感じることはないが夜の落ち着いている時間に感じることが多く、きまってソファーに座っているときにこの症状が出る。自覚があるほど背中や肩甲骨には凝り感が強く、これまで色々なことを試したが効果を感じることがなかったので当院へ連絡をいただいた。
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来院者
女性
50 代
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期間
2020年8月 ~ 2020年8月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
ソファーに座っているような状態を観察すると臀部の緊張が目立った。また、関連する肩甲骨内縁部にも同様の反応が見られたため、臀部のツボを使った。ハムストリングの緊張緩和目的にその部に鍼をした。
肩甲骨内縁の凝り感の消失を確認し、1回目の施術を終えた。
2回目、『鍼をしてからソファーでの頭痛が無くなり今まで飲んでいた鎮痛剤がいらなくなった』とのこと。
首の動きと仙腸関節の緊張から足のツボで対応し同様の施術を行った。
3回目、『これまでの睡眠より深く眠ることが出来るので疲れが取れる身体になったようだ』と喜んでいた。
これまでと同様の施術を行い、本人の希望によりメンテナンス目的での2週間に1回ずつの施術が続いている。
使用したツボ
まとめ
ソファーに座っていると痛くなる状況から臀部の緊張が肩甲骨の動きを悪くし、頭痛まで波及していると考えました。このように考えると背中のコリを目掛けて鍼をしていては症状が安定しないかもしれません、その点ツボの連動を使うことで安定性・即効性も体感してもらうことが出来ました。
担当スタッフ
洲崎 和広