ずっと気になっていた薬指の付け根、手首の痛み
症状
事務員として働いており数年前から物をもったり手に力をいれると薬指の付け根と手根骨(有鈎骨)付近に痛みを感じていた。そのため酷くなると手首にサポーターを巻いたり、テーピングをして対応していた。最初は自分なりに対応できていたものの最近では効き目がなく、痛み方もピンポイントになってきた。いつかは治そうと思いつつもどこに行ったらよいかわからない、そのような中同僚が腱鞘炎で当院にきていたこともあり相談を受けた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2020年6月 ~ 2020年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
手の動きをみると薬指を伸展させると痛みが再現された。そのため、薬指の動きに関わる部に鍼をした。すると痛みが腕側に変化した。そこで肩甲骨外縁のツボを使うと動作時痛はなくなった。最後に手首の重たさを腕のツボを使うことで取り除き施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
数年前からの痛みであっても鍼でピンポイントの緊張を取り除くことで対応できることもあります。本症例は、薬指の動きの変化が症状消失と結びつきました。
担当スタッフ
洲崎 和広