すぐにぶり返してしまうので参ってしまっていたふくらはぎ痛
症状
3週間前に仕事で天井裏に登る機会があり、その時から右ふくらはぎが痛み始めた。
放っておけば治るだろうと思い放っておいたが治らない。
その2週間後整形外科に行き、『ヘルニアかもしれない』という診断を受けた。
それと並行して接骨院に通院した時には筋力の低下によりふくらはぎが痛んでいると言われた。
揉んだり、電気を流してもらうとその場は楽になるがすぐにぶり返してしまうので参っていた。
当院は最終手段として鍼が良いと聞いてご来院された。
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来院者
男性
20 代
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期間
2020年6月 ~ 2020年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
3週間前。
痛み始めた時のことをお聞きすると不安定な足場にいて力強く握った動作をした。
その後つま先を上げるような動きをするとふくらはぎが痛むようになった。
痛みがある場所はふくらはぎ上部および外側。
足首を爪先立ちさせるような動きをした際に痛みが特に出る。
足首の動きに制限があったのでそれを寛解する目的で肩のツボ。
発症時を考えると腕や手のツボを使ってふくらはぎを緩める必要があるので手の甲と前腕にあるツボを使った。
ふくらはぎの痛みは無くなった。
使用したツボ
まとめ
ふくらはぎの痛みがなかなか取れないというお悩みは少なく無い。
今回の場合もまさにそれ。
なぜ取れないという現象が起きるのだろうか?
なぜならふくらはぎばかりに注目が行きすぎてしまうから。
その痛み始めた時に何をしていたのかがすごく大切である。
今回の場合で言えば力強く握ったりすることをしていた。
ふくらはぎよりも手や腕の緊張を見ていくことがあった。
もし今、この症例を見ているあなたがふくらはぎ痛に悩まされているのであれば発症し始めた時何をしていたのかが非常に大切になってくる。