頚から腕が何もしていなくても痛む
症状
10日前、左の首から肩にかけて「じわー」と痛くなる。どんどん悪化して、座っていても横になっても痛みを感る状態になった。夜中も痛みで目が覚ますようになり、左腕が痺れているような感覚も出現。整形外科でレントゲン検査をして「神経性疼痛」と告げられた。痛み止め(リリカ)を処方されたが変化がない。
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来院者
男性
50 代
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期間
2019年7月 ~ 2019年8月
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頻度
週2~3回
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通院回数
8回
施術と経過
上を向く、右を向く動作で頚を動かした時に痛みが強くなると分かった。手のツボを使い、頚から肩の筋肉を緩めるように鍼を行った。すると、右を向く動作での痛みが消失。上を向く動作では、痛みが半減された。
2回目、痛みで目が覚めなくなった。朝の痛みが強く、日中は痛みに波があるという。症状が安定するように、背部のツボを追加した。
その後、徹夜が続いて痛みと痺れが強くなったが、5回目で痛みを忘れる時間帯が増えて、8回目で痺れが消失。痛みを確認しても気にならなくなった。
使用したツボ
まとめ
頚肩にできた緊張によって可動域が制限され、痛みと痺れを引き起こしていた。徹夜でのデスクワークが多かったことから、手や背部の疲労が関係していると考えて施術を行った。