朝起きれない、だるい、食べたくない…つらい
症状
2019年夏前から朝起きる時に頭が重く、さらに全身が重だるいと感じるようになった。
ひどい時は動悸がして、手足が冷たく感じた。
給食も食べることができず、午後から学校に行くという日々を送っていた。
病院では起立性調節障害と診断が下っていた。
クラスメイトが当院に通われていたことがきっかけでご来院された。
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来院者
女性
10 代
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期間
2019年10月 ~ 2019年12月
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頻度
週2~3回
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通院回数
9回
施術と経過
頭重感、全身の重だるさ。
動悸、手足の冷たさ。
そのような点を考えて背中の硬さや肋骨まわりの硬さなどを手掛かりにしてツボを選び鍼をしていった。
通い始めの頃は朝のしんどさなどがなかなか抜けなかったが徐々に食欲が出てきて、朝起きる際も重だるさなどは抜けてきた。
7回目以降は気になるところがなくなり安定してきたので9回目で一旦様子見となった。
現在も良好。
使用したツボ
まとめ
現代では小学校高学年、中学生に多い起立性調節障害。
上半身、特に胸に熱がこもることで引き起こると東洋医学では考えることが多い。
身体の状態を考えて、適切なツボを選び施術を行うことで自律神経系のバランスも整い生活のリズムも取り戻すことができた症例であった。