痛くて仕事もままならないくらいの左右の親指の腱鞘炎、常にカクンカクンする右拇指バネ指
症状
昨年11月、右拇指を動かすと第一関節および第二関節がカクンカクンと引っかかるようになり、痛くてたまらなくなった。
病院でバネ指、腱鞘炎と診断を受けた。ステロイド注射を患部にうった。
その後左拇指球が痛み始めた。
病院で腱鞘炎と診断を受けた。
ともに病院に通っていたが変化が見られないため仕事もままならなくなった。
手術しかあとは方法がないという話になったがそれは避けたかった。
インターネットで調べられて当院にいらした。
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来院者
女性
30 代
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期間
2020年2月 ~ 2020年3月
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頻度
週2~3回
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通院回数
5回
施術と経過
右拇指は第一関節、第二関節と拇指球内外が痛む。
動きとしては曲げる屈曲、小指を近づける対立という動きができない。
左拇指は拇指球内側が痛んでいた。
それぞれ痛む部位とその動きを考えてツボを選んで鍼をした。
左拇指は初回の時点で気にならなくなった。
右拇指は3回目終了してから朝のみ動きに違和感がある程度になり、5回目終了時には問題がなくなった。
使用したツボ
まとめ
バネ指のお悩みではステロイドを用いられることが多いがこの方のように変化が見られないことも多い。
そういった場合、背部の硬さが動きの悪さを引き起こしていることを視野に入れてツボを選び鍼をしていくとこの症例のように違いがみられる。