2か月続いた足関節捻挫後遺症
症状
高校のサッカー部に所属しこれから集大成ともいえる大会が控える。2か月前に足関節を捻挫してからは走ると痛く、ボールも蹴れない。同僚の紹介を受けて行った整骨院では『1か月くらい復帰までかかりますよ』と言われた。指導された通り定期的に整骨院へ通うも1か月経過した今でもプレーの復帰目途が立たない。そのため、整形外科へ行ったが『足関節捻挫後遺症であり、経過観察ですね』と言われた。
そのため違う手段はないのか?と思いインターネット調べると当院へ行きついた。
足関節底背屈の動きに制限がかかり底屈するとかなり痛みが出現する。
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来院者
男性
10 代
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期間
2019年7月 ~ 2019年8月
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頻度
週2~3回
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通院回数
3回
施術と経過
足関節における関連性から腓骨部、胸椎部に注目した。各々に特異的な緊張が見られたため関連する手足のツボに鍼をした。1回目の施術後には『不思議です。つま先立ちも出来るようになりました。』と言われ、2回目には『ボールを蹴れるようになりました』3回目には『試合復帰出来ました』と経過良好だったため施術を終えました。
使用したツボ
まとめ
捻挫の痛むところよりも捻挫をしたことで過緊張を起こした部位に注目しました。
患者さんが“動ける”と実感してから動かすことの恐怖がなくなり自信が芽生え、改善がみられた症例であります。
担当スタッフ
洲崎 和広