左膝の曲げ伸ばしをした際に膝内側が痛む
症状
5月中旬
階段の上り下りをする際に膝が痛むようになりご来院された。
その回で違いを実感され、重ねて来院しようとするもののスケジュールの都合でご来院できず。
翌月
放っておいたらしゃがんだり、立ったり、階段の上り下りをする際にキャッと痛むようになってきた。
再度ご来院された。
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来院者
女性
50 代
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期間
2019年5月 ~ 2019年6月
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頻度
週2~3回
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通院回数
3回
施術と経過
初回(5月中旬)
その場で膝の曲げ伸ばしをしても気にならないが地面を踏み込んだり、階段を模した少し高い台を登ったり降りたりすると痛む。
まず膝の中心軸を整えるためにお尻のツボに鍼をした。
その後確認するとかなりの軽減が見られた。
しかし膝の内側は動かしにくい感覚があるため、背中のツボに鍼をした。
さらに違いを感じることができた。
膝蓋骨(膝のお皿)の下部にピンポイントで痛みがあるので太もも後面のツボに鍼をした。
地面を踏み込んでも階段の上り下りをするような動作をとっても気にならなくなった。
2回目
まる1ヶ月後にご来院された。
初回終了後3週は調子が良かった。
この回は踏み込むような動作をしても問題がない。
しっかりとしゃがみこんだり、その状態から起き上がる時、階段を上り下りする時に痛みが出る。
前回同様、膝の中心軸を整える目的でお尻のツボに鍼をした。
しゃがみこんでも膝の内側が突っ張るような感じがするだけになった。
腰部のツボに鍼をした。
スムーズにしゃがみこんだり、立ったりできるようになった。
3回目
その3日後にご来院された。
もうほとんど気にならないがしゃがむ時に膝の内側が突っ張る気がするとのこと。
腰部のツボに鍼をした。
気にならなくなったので終了した。
ご本人と話し合い今後は定期的にみていく事となった。
使用したツボ
まとめ
膝の施術で大切なのは膝を見過ぎない事であると思います。
今回のように軸を整えて、どの動きをした際にどこに違和感があるのかなどを考えていけばこのように違いが現れてくると言えます。