制服の着脱時に痛い
症状
医療事務の仕事をしており、常に肩凝りを抱えていた。2週間程前から制服を着るときに肩が捻じれなく無理やり着脱していることに気づく。それから本人はそれが当たり前のように思っていたが見ていた当院の患者さんが助言し、来院に至った。
動きでみると水平外転時に肩関節後面がつっぱることで動きづらい。また、肩を捻ると肩甲骨の内縁まで痛みが出る。座位保持をするとお尻の方へ重い腰痛があった。
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来院者
男性
30 代
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期間
2019年4月 ~ 2019年4月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
身体の軸に不正があり、対側に鍼をすることで整えた。また、胸椎のツボを使うことで三角筋の緊張を和らげた。
最後に肩甲骨内縁と仙腸関節内縁は連動していることから、対応する肘のツボを使うことで動作時痛はなくなったため施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
痛みを肩の1つ1つの動作にてチェックし、“服の着脱動作”に繋げた症例であります。
患者さんは『肩を横から上げたりしないので気付かなかった』と言っていました。その気づきを与えることも専門家として大切な役割と思います。
担当スタッフ
洲崎 和広