痛みで眠れない肩痛(石灰沈着性腱炎)
症状
土曜日の夕方疲れで腕がだるいと思っていたら段々肩の前面が痛みが強くなっていき、少し動かしても痛むため肩を動かせなくなった。その日の夜は痛みで眠れずどんどん悪くなっている感じだったので翌日休日当番の医者へ行った。
石灰沈着性腱炎と言われ痛み止めの注射と薬をもらってきたが注射を打って30分くらいは良かったがすぐに痛みが戻りその日も眠れず、仕事でも肩を動かせず左手で右手を動かして作業していた。
-
来院者
女性
50 代
-
期間
2019年4月 ~ 2019年4月
-
頻度
週2~3回
-
通院回数
3回
施術と経過
右肩の前面に強い痛みがあり圧痛も少し抑えただけで痛い。動作はすべて少し動かそうとすると痛みが出て動かせない。
足首のツボと手指のツボに鍼をし少し経つと痛みが少し変わったというが肩は動かすと変わらず痛い。背中と肩甲骨のツボに鍼すると少し動かせた。
翌日も来院、昨夜はよく眠れた。痛みはまだあるが少し軽減し動きも屈曲45度くらいまで動かせる。同様の施術を行う。
3回目は4日後に来院。その後段々良くなっていき圧痛も肩の動きも正常になっている。髪結の動きの際のみ肩関節の外側に痛みが出る。背中のツボに鍼をすると軽減。痛み、動きとも改善されたため終了とした。
使用したツボ
まとめ
痛みが肩の前面に強く見られたがあくまで肩の動きを取り戻す事を優先的に考え施術を行った。患部のみに痛みが現れていても動きが良くなる事によって痛みが軽減されていき比較的早期に改善された例である。