ストレスがかかると動悸と冷や汗が出る
症状
年初に転職して以降、ストレスがかかると動悸と冷や汗が出るようになった。
動悸が出るのは仕事中が多いが、考えごとをしているときは時間を問わず動悸がする。
病院で検査しても原因は見つからず、「ストレスでは?」と告げられる。
その他にも肩こりや喉の違和感もあり、以前はり治療を受けたことがある当院へ来院。
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来院者
女性
20 代
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期間
2018年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
首や肩および肩甲骨の内側に顕著な緊張があった。
肩甲骨の内側を緩めるのに、手首のツボに鍼をするとすぐに緊張が緩和した。
直後、首の緊張もとれて軽くなったとのこと。
肩の付け根の部分に強い反応があり、喉の違和感との関連が疑われた。
足のツボに鍼をすると肩の緊張が和らいだ。
2本の鍼で十分な効果を確認した為、治療を終えた。
翌々日に、「動悸がほとんどなくなった」と連絡を頂いた。
使用したツボ
まとめ
ストレスは外部的な要因であり、なくすことは難しい。
今回は肩甲骨の内側の緊張が動悸に関与しており、手首のツボにも反応が出ていることを見抜けたことが今回の結果に繋がった。
いつも1回で解消するとは限らないが、軽いものであれば今回と同様に解消する可能性が高い。