NEW仕事で腕を酷使して生じた右腕外側の痛み
症状
50代女性が右腕外側の痛みを訴えて来院した。少し前から剪定作業、カメラ撮影、デスクワークなどで利き腕である右腕を酷使していた。力を入れたり腕を使ったりする動作で痛みが増強し、仕事中は痛みに耐えながら作業を続けている状態であった。医療機関での診断や治療は受けていなかった。また、右腕の痛みに加えて首肩のこりも自覚していた。初診時の触診では、右前腕の過緊張と、関連する背中周辺の筋緊張が確認された。
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来院者
女性
50 代
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期間
2025年7月 ~ 2025年9月
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頻度
月3回程度
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通院回数
4回
施術と経過
背中の動きが悪いと腕まで影響するため、まず背中の緊張を鍼で解いてから前腕へのアプローチを行った。初回施術後、症状はなんとなく軽くなったものの違和感は残存していた。2回目の施術時には、仕事をするとすぐに症状が戻ってしまうとの訴えがあったため、前回のアプローチに加えて手首のツボも追加した。3回目の施術時点で痛みは5割減少した。その後少し期間が空いたが、来院時には最初よりも良好な状態を維持していた。さらに1ヶ月後の4回目の来院時には、右腕の調子が良いとの報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
本症例は、利き腕の酷使による右前腕外側の痛みに対して、背中から前腕、手首へと段階的にアプローチを行った。背中の緊張が腕の症状に影響していることに着目し、まず背中の緊張を解いてから前腕への施術を行うという治療方針が効果的であった。2回目以降は手首のツボを追加することで、症状の改善が促進された。4回の施術で症状は大幅に改善し、1ヶ月後も良好な状態を維持できていることから、予後は良好と考えられる。今後も仕事で腕を酷使する環境が続くため、症状の再発予防として定期的なメンテナンスが望ましい。














